つわりによる吐き気諸々の症状で弱っていたが、安定期になったら無事おさまってくれた。胎動も元気。順調順調。
シリンジと人工授精を何度もやってやっとここまできた、嬉しい。
↓先日これを読んだ。
タイミングも相まって、印象に残る内容だった。
まだ私がこの世に存在していなかった頃、私の姉について、母は悩んでいた。
「この子ったら幼稚園での様子を見るにいささか協調性に欠けていて、この先苦労するのでは……?」
母が幼稚園の担任に相談すると、「簡単なことだ、産める体ならもう一人産めばよい。弟妹がいれば自然に改善するだろう」と言う。
デリカシーとか気にしなかった私の両親は素直に受けとめて、ちょっと2、3日励んでみた。
そして私が産まれた。(どうでもいいけど妊孕力って遺伝しないんだなと思わされてやや侘しい。)
実際私の存在が姉の情操教育にいかほど役立ったかは謎だし、私が障害児として生まれたり兄弟仲が最悪になるなどして大変なことになる可能性もあったわけで、やはりアドバイスとしてはうーん、というところではある。
しかしお互い年を取った今、どうでもいいことをLINEできて、気軽にメシに行けて、仕事の利害関係もない人間というのは、結果として貴重な存在のはず。
姉よ、私はあなたのために生まれてきたようなものだ。
姉よ、私は今後ちょっと忙しくなるだろうけど、これからも仲良くしてくれ。